【別府競輪(モーニング)FⅡ】與古田龍門に初の決勝進出チャンス「間隔が空いていない方が良さそう」

與古田龍門(23)=沖縄・125期・A3=がオープニングを制した。前受けから引いて打鐘カマシ先行。「スッと前に出切れたし、風もなくて踏み直しができた」と逃げ切ってみせた。
新人ながら競走得点は70点を下回っており、決勝進出もなし。「周りが見えていないのが課題。自分の脚と比べて着順が悪いことが多い。脚を残したまま終わることもある。『練習では強いのに』と他の選手からよく言われる」。レースでなかなか思い通りに走れていないのが伸び悩んでいる原因だという。
ただ、今回は前場所から中3日。「自分は間隔が空いていない方が良さそうですね。レース勘が残っている」と連戦続きが自身の弱点を補っている。「別府は相性が良い。そろそろ決勝に上がりたい」。今開催ならばそのチャンスは十分ある。準決6Rは2着以上に食い込んで、初の決勝切符をつかむ。