【キーマン直撃】清水状態上向き!調整も順調 莉子GP権獲得へ全力疾走! 【小倉】

獲得賞金額で両グランプリの出場権利を争うレーサーに注目する「キーマン直撃」。競輪祭は賞金ランク9位の清水裕友、ガールズGPトライアルは同8位でボーダーライン直下の小林莉子に話を聞いた。
-今月の防府記念で、今年ウィナーズC以来の優勝だったが、今年を振り返って。
「あまりいいところがなかった。地元記念を5連覇できたのは良かったけど、それだけですね」
-1年間の状態の推移は?
「前半は、なかなか気持ちが入らなくてズルズルと…。でも夏場あたりから気持ちを入れ直して、9月あたりから状態はだんだんと上向いているんじゃないかなと思いますね」
-直前は深谷、松浦選手らと練習したとか。
「濃い練習ができました。16日から、3日間くらい一緒に練習をやって、味わうことのないスピードを体感できた。プラスになったと思います」
-賞金ランキング9位で迎えた心境は。
「欲を言えば、あまりピリピリした状況で(小倉に)来たくなかったですね。でも今年前半がふがいなかったし、逆によくこの位置にいれたなと」
-今回がGPのラストチャンス。
「疲れを抜いたし、調整はうまくいった。あとはやるだけ。残り5走、なるようにしかならないけど、精いっぱい頑張りたいと思います」
◇ ◇
-現在3連続優勝中。今年はアルテミス賞の優勝も含めて14Vと活躍したが、振り返ると。
「序盤はあまり良くなくて、中盤あたりから調子が上がっていたけど、名古屋(ティアラC)で転んで…。今は状態が良かった時の感覚に戻すのにいっぱいいっぱいといった感じ」
-まだ本調子ではない?
「正直ちょっときついなと思っています」
-賞金8位で臨む心境は。
「本当にいつもギリギリでここに入ってくる(苦笑)。精神的にもきついけど、ここが頑張りどころなので、頑張りたいですね」
-前回から中7日。練習や、その手応えは。
「普段と変わらず、しっかりと練習してきた。感触も変わらず、良くも悪くもないですね」
-昨年は決勝5着。小倉のイメージは。
「小倉バンク自体は好きだけど、この大会は苦手。今年はそれを払拭できればと」
-最後に大会に懸ける意気込みを。
「本当にボーダーラインにいるけど、自分の力でGP権利を取りたいと思います」