競輪

【別府競輪(モーニング)FⅡ】田典幸「久しぶりに気持ちが戻った」 好きな別府で最終日も見せ場つくるぞ

【記者コラム・造田大の大勝負】
 田典幸(33)=熊本・117期・A3=が見せ場たっぷりの競走を見せた。補充出走の2日目2Rは単騎で4着。終HSでカマしてレースを動かすと、2角で先行する坂本敏也の番手にスイッチ。「最後は脚が残っていなかった」と番手絶好の展開をモノにできなかったが、前場所オール7着とは思えない動きを披露した。

 今期が代謝制度の3期目で、立ち位置から来期以降の現役続行は厳しい状況。「2月に落車してから力が入らなくなった。それで気持ちも切れてしまった」。近況は下の着順が目立っていた。

 ただ、今回の競走で闘争心に再び火が付いた。「暖かくなって体も動けるようになってきた。それに、久しぶりに気持ちが戻りました」と表情は生き生きとしている。「次の仕事は決まっています。実家が測量会社で、自分も測量補士の資格を持ってます」。将来設計は既に決めているが、やれるうちは競輪に骨をうずめるつもり。「練習もやれているし、最後まで走り切りたい。別府はご飯も温泉も好き。明日も頑張ります」。最終日は1Rに登場。朝イチから存在感を放ってみせる。

 ▼1R(田典幸) 友永龍介の後位は競りで、展開は間違いなく向く。2日目のように緩んだタイミングで仕掛けて、昨年5月以来の白星奪取。6-15-1235。

 ▼6R(倉岡慎太郎) 1R同様に競り。前を任せる門馬琢麿が好機で仕掛ければ、タテある倉岡に勝機到来。2-6-347、2-34-6。

■別府競輪 ニュース一覧

2日目2Rは見せ場たっぷりの内容で4着の田典幸

 

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