競輪

【熊本競輪(ミッドナイト)FⅡ】違反訓練に参加した鶴良生の流れが好転

 

【記者コラム・造田大の大勝負】
 鶴良生(30)=福岡・111期・A1=が本調子になってきた。2日目8Rは前受けから突っ張ると、一車でカマしてきた松岡晋乃介を冷静に出して、3角で2番手から捲って勝利。ピンピンで決勝進出を決めた。

 前期S級も今期最初の3場所は準決敗退。その後も目立った成績を挙げることができず、競走得点は90点を割った。

 ただ、4月に入って流れが好転。「3月下旬に違反訓練に参加。今年になって1番、外で練習できました。別地区の選手とも交流できて刺激にもなった」。訓練後の高松で今期初の連勝で決勝進出。そして、中2日で参加した今場所も同様に無傷で勝ち上がり。どちらも自力戦であることを踏まえると、復活と言ってもいいかもしれない。

 「今まではウエートやワットバイクばかりで練習してきたけど、やっぱりバンクとかで乗らないとダメですね。外で乗れば行けることが分かりました(笑)」。最終日の9R決勝は番手戦で、積極性ある林昴をマークする。今の調子とリズムならば、2023年12月の久留米以来のVは十分ありそうだ。

 ▼9R(鶴良生) 林が先行すれば、鶴が番手捲りも視野に抜け出すか。6=4-123、6=1-4。
 ▼7R(秋山貴宏) 2日目は点数以上のタテ脚を披露して突き抜けた。石坂永伍が2日目同様にイン粘りをすれば、秋山の単騎カマシが決まるかも。7-1=234。

前回の高松に続いて連勝で勝ち上がった鶴良生
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