【熊本競輪(ミッドナイト)FⅡ】南円佳が地元で初決勝「考えながら走れている」と実戦勘にも手応えあり

南円佳(25)=熊本・116期=が地元で決勝入りを果たした。初日3着で迎えた2日目は並走をしのいで3着。「前に踏み直されて脚がいっぱい」と上位2人には離されたが、後続の追い込みをしのいで、3連単1番人気に貢献した。
先月上旬に約1年半の産休から復帰して、今回が3場所目。復帰節こそは決勝を逃したが、2節連続で勝ち上がった。「あまり走っていないから分からないけど、復帰した時と比べたら、どうしたらいいかなと考えながら走れている」。今回のレースも打鐘で抑えると、竹野百香のカマシにしっかりと反応した。「何も考えずに飛び付けた」と徐々にレース勘を取り戻しつつある。
最終日の8R決勝は5番車で登場。実戦から離れていたブランクはあるが、「入れる時は子どもを(義父の)松本秀浩さん(引退・45期)宅に預けて毎日、練習している」とメンバーでは誰よりも熊本を走っている。走り慣れたバンクで前回の決勝3着以上の好成績を狙いたい。