競輪

【武雄競輪・GⅢ開設記念】橋本強は山田英明の代わり? セッティングが出て主役級の活躍へ

【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
 初日3R、橋本強が白星発進に表情を緩めた。黒瀬浩太郎の先行に乗って車間を切ると、ゴール前できっちり差してワンツー。高知記念から中2日での追加参戦だが、「疲れはあるが体がレースモードのまま。不安はない」と、40歳を迎えても元気いっぱいだ。

 「高知では犬伏君や取鳥君に引きずり回された。でもきょうは車間を切れたし感じが良かった」と初戦を振り返った。「高知の最終日にひらめいて、帰ってからサドルの角度を変えたのが良かった。このセッティングで高知をやり直したい」と自転車も良化。戦闘力はかなり向上している。

 この追加は「高知の途中で受けた」。山田英明とは同期で親交が深いため、「よろしくお願いしますと連絡したら、山田さんからは『腰痛で欠場する』とまさかの返事。自分が山田さんの代わりだったとは」。

 今回のポスターには山田英明が描かれている。「英さんの優勝を見届けに来るつもりだったのに。でも代わりは無理ですよ。弟の庸平がいるじゃないですか」と口では言うが、セッティングが出たからには主役級の活躍も夢ではない。

 ▼8R(橋本強) 初日に逃げ切った渡口勝成が連日の奮闘ならチャンス到来。5=1-34679。
 ▼3R(曽我圭佑) 前回の伊東FⅠで逃げ切って、2022年2月以来のS級勝利。調子を上げている上に、平尾一晃を目標にできる。8-253-2539、2-8-1。

初日3Rで白星を挙げた橋本強

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