競輪

【別府競輪(ナイター)FⅠ】昨年が「良すぎた」地元の阿部将大は先を見据えて地道につくり直す

先行で勝負する脚をつくり直していく覚悟の阿部将大

 地元のエース格・阿部将大(28)=117期=が、自力選手としての再スタートを誓った。昨年は29勝で8Vと勝ちまくったが「良すぎた」と自分自身の力で勝ち取った感触はそこまでなかった。確かに競走成績は前期の109.10点から3点もダウンしている。

 決まり手は逃げが1回なのに対して、差しは3回もある。いわゆる〝アラサー〟世代として、戦法の幅を広げていくのかと思いきや、「もっと先行で勝負していきたい」ときっぱり。現在はしっくりくる乗車ポジションを求めながら「2、3カ月後には結果が出てくるように」と、先を見据えての再構築に取りかかる。

 初日は後藤大輝の番手回りで自力を封印するが、「次のダービーではバックを取れるようにしていきたいし、今開催でその手応えを感じたい」と気持ちは前向き。地元での3日間を有意義なものにする。

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