競輪

【熊本競輪(モーニング)FⅡ】遠藤拓巳が初優勝した思い出の地で再度Vを狙う

【記者コラム・寺田洋司の狙い目】

 遠藤拓巳(25)=香川・125期=が、初Vを決めたバンクで再びVを目指す。

 「〝競輪〟は久しぶりなんですよ」と話す。前場所別府を終えたのが3月26日でそれから半月以上。ただその間、自転車での勝負には挑んでいた。

 4月6日まで開催のPIST6に参戦し、3連勝で決勝に進んで4着。PIST6は1月の初参戦時にも決勝5着と、決勝進出率は今のところ10割。参戦する理由は「自転車競技が好きなので」。名門・日大自転車部OBの自転車愛は強い。

 ただ、使う自転車やギアも違えば、競輪の競走も半月ぶり。不安はないかと聞くと、「1週間くらい空いたので、練習はしっかりしてきました」。競輪への再アジャストはバッチリ。笑顔で不安を打ち消した。

 熊本は昨年9月に参戦し、3連勝で初めてのV。そこからさらに2連続完全VでA級2班に特別昇班と、快進撃の出発地点になったバンクだ。

 「熊本はやっぱり、初優勝したバンクだという思いが強いです」。125期トップとして養成所を巣立ったが、S級への特別昇級は森田一郎(24)=埼玉=が一番乗り。再びこの熊本から9連勝して、先を行く同期に肩を並べる。

 ▼1R(勝谷勝治) こちらも名門・中大自転車部OBで、ポイントレースの大会で優勝歴。持ち前の地脚で粘り抜く。3-752-7526。

 ▼4R(野上竜太) 鹿屋体育大時代は1キロTTで日本一など数々の戦歴。打鐘ガマシで押し切りへ。7-142-1423。

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初Vを挙げた思い入れがあるバンクで再度のV取りを目指す遠藤拓巳
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