【熊本競輪(モーニング)一般】「練習不足です」の一ノ瀬匠が初日一番の上がりタイムで圧勝
【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
追加参戦の一ノ瀬匠(37)=佐賀・92期=が初日一番の上がりタイムで捲り圧勝。白星発進を決めた。
今節は「22日からの取手参加まで時間があったので、練習は軽めでゆっくり過ごしていた」ところに、突然の追加あっせんの連絡。「前検前日の昼前、約24時間前の突然の連絡ですよ」と寝耳に水だった。練習量にも不安があったため「正直追加を受けるか迷いました」。決断に悩んだが「地元地区なので受けました」と参加を決断した。
初戦の3Rは、終2角から捲り発進。先行する山崎航をバック線で一気に捉えると、その後もスピードは衰えず先頭でゴール。マークした同県の古川貴之もレース後にただ一言「強かった」とうなるほかなかった。
「練習量が本当に不安でした。でも本番レースに勝る練習はありませんよね。今回は次回参加の取手の練習ですよ」。この1着で8走連続の確定板。さらには2節連続で優出中と好調を維持している。2日目も好内容の〝トレーニング〟で3連続のファイナル進出を狙う。
▼6R(一ノ瀬匠) 強力な機動力を有する遠藤拓巳の先行を、一ノ瀬がスピード捲りで沈める。 7-245-2453。
▼5R(高井流星) 高井が打鐘ガマシから一気の逃走劇。 2-15-全。
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