競輪

【熊本競輪(モーニング)FⅡ】「意表を突くから決まるんですよ」 逃げ切った工藤文彦が勝因を解説

 【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
 準決の前の4Rの選抜戦、工藤文彦(42)=沖縄・97期=が意表を突く先行策で快勝した。

 自宅がある沖縄での普段着は、いつでもゴルフに行けるようにともっぱらゴルフウエア。引退後は、沖縄のゴルフ場で芝生の整備をしながら、気ままにラウンドして過ごしたいと話すほど。レース後、工藤に向けて取材陣が送った祝辞は「ナイスバーディー」だった。

 番手を回った同県の喜納隆志の仕事も絶妙だったことから、「喜納さまさまですよ。だから逃げ切れました」と好アシストに感謝。「これって決まり手は逃げがつきますかね?」の質問に「逃げ屋に転向しますか?」と逆質問を投げかけると、「ああいうのは意表を突くから決まるんですよ」と笑いながら答えた。目標不在時には工藤の先行策には大いに警戒が必要かも。

 ▼6R(工藤文彦) 飯塚隼人という目標がいる番組で、もちろん勝機あり。飯塚が一気にカマせば、番手から白星へ。1-253-2534。
 ▼7R(高井流星) 前検日に「今節はリベンジしに来ました」と力強く話し、決勝入り。自力でも強いが、在所1位の遠藤拓巳の番手回りでVのチャンスはさらに拡大。3-456-2456。

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意表を突く先行で逃げ切り快勝の工藤文彦
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