競輪

【岐阜競輪(ナイター)GⅠオールガールズクラシック】勢い十分な鈴木奈央が予想紙を信じて白星発進

【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
 初日7Rを、鈴木奈央(28)=静岡・110期=が差しで制した。前回は念願の静岡での初V。デビューした地で9年来の悲願を果たしたが、その勢いをGⅠにも持ち込んだ。

 渡口まりあと小林優香が先頭を争う展開。捲って終3角先頭の小林優後位に入っていた小林莉子が有利な展開になった。だが小林莉の後位に終2角で入った鈴木が直線で突き抜けた。

 「渡口さんの後ろだったが、優香さんの仕掛けを見ていたら當銘直美さんに入られた。それで莉子さんの後ろにスイッチ。中距離競技をやっていたころから切り替えるレースは得意でした」と臨機応変な動きを自画自賛。「予想紙に、『外を我慢すれば伸びる』とバンク特性を書いてあったので信じました」と事前の情報収集も実った。

 「山口真未さんが引退して、ガールズの練習グループで一番年上になった。頼り切っていたけど、今は自分で考えてやっている」と精神的にも成長。4度目のGⅠ挑戦で初の勝ち上がり。この勢いで、決勝を目指す。

 ▼12R(鈴木奈央) 佐藤水菜、尾方真生、児玉碧衣と強豪ぞろい。激戦区だけに、むしろ強豪に先着できるかも。13―4―1235、13―135―4。

 ▼8R(宇野紅音) 開会式の選手宣誓を終えて肩の荷が下りた。2日目は朝からレースに集中できる。1=4―全。

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初日7R、差し切って勝ち上がった鈴木奈央

 

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