競輪

【別府競輪・FⅡルーキーシリーズ】競輪とパラ競技を両立する三浦生誠が確定板入りを目指す

 【記者コラム・寺田洋司の狙い目】

 〝二足のわらじ〟を続ける三浦生誠(みうら・きあき、23歳)=岩手・127期=がデビュー節での確定板入りを目指す。

 「デビュー初戦はものすごく緊張しました。控え室でそわそわしてしまいました」と迎えた初戦の結果は5着。「緊張からか思ったよりも進む感覚がなかったです」と、イメージ通りのレースにならず悔しい滑り出しとなった。

 自身は養成所時代にパラサイクリングで五輪に出場するなど異色の経歴を持つ。パラ競技に関わるようになったのは大学時代のこと。タンデムスプリント(2人乗りの自転車でのスプリント種目)をしていた際、コーチから視覚障害のある後方の選手を支える「パイロット」の代行を頼まれたのがきっかけだった。2024年のパリ・パラリンピックでは、木村和平選手の競技パートナーとして出場。1キロタイムトライアルでは6位入賞も果たし、現在もパラサイクリングの活動を続けている。

 「2日目はリラックスできたら…」。好位置をキープして、持ち味でもあるダッシュ力を生かす競走でまずは確定板入りを目指す。

▼8R(三浦生誠) 車番を生かして中団をキープ。確定板入りを狙う。 124-3=124。

▼6R(岡田優歩) 在所1位の酒井亜樹が人気を集めそうだが、岡田も初日は岩元杏奈を相手に先行して2着。粘り強さに期待。 7-36-1356。

■別府競輪 ニュース一覧

「可能な限り競輪とパラ競技を続けていきたい」と話す三浦生誠

 

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