【熊本競輪(モーニング)FⅡ】「逃げて12秒2はいい方だった」松田昂己は前回予選敗退も好感触
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
そろそろ大化けに期待したいのが、人懐っこい笑顔がトレードマークの松田昂己(23)=茨城・123期=だ。前期はA3から定期昇班したA2で85.37点を獲得し、来期初めて1班に昇格する。
勢いに乗りたかった今期は前検日時点で83.72点と一歩後退したが、状態自体は悪くない。「前回(取手5、7、1着)の初日は逃げて上がり12秒2だったし、自分の中ではいい方だったんですよ」。そのシリーズで優勝した利根正明に捲られて予選敗退したが、「最終日はしっかりと逃げ切れたし、調子は問題ないですね」
松田といえば粘っこさが武器。その特性を存分に生かして5場所ぶりの準決進出を目指す。▼初日4Rは中団理想の谷元奎心と、最近は捲りが増えてきた一ノ瀬匠との3分戦。「捲りタイプをどう攻略するかが自分の課題。うまく谷元さんを味方にして走りたいですね」。一ノ瀬を5番手に置いてマイペースで逃げ粘る。247のボックス車券。
▼7R(梶田舞)今年から換えた自転車がなかなか合わずに48点台まで成績を下げたが、元グランプリ女王の底力は無視できないし、したくない。「今はこんな成績だけど、3着を目指して頑張ります」。2-17-3。
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