競輪

【別府競輪(モーニング)FⅡ】ベテラン三浦稔希は4カ月ぶりの勝利にも控えめ「泉谷君が駆けてくれたおかげ」

初日予選5Rで差し切って今年2勝目を手にした三浦稔希

 初日予選5Rは、ベテランマーカーの三浦稔希(49)=愛知・76期=が、誘導を打鐘過ぎ3半まで使って逃げた同県の泉谷元樹をゴール前で差し切って1着。1月防府(3、1、5着)以来となる今年3勝目を手にした。

 前回小倉は精彩を欠いて4、5、3着。支部長の務めで、名古屋で開催されたゴールデンウイークの頂上決戦(GⅠダービー)を裏方として支えた疲れがどっと出た。「地元のダービーでしたからね。本当に忙しくて何も残っていなかった。それで小倉のミッドナイトの最中はずっと寝っぱなし。でも、まさかあんなに走れないなんて思ってもいませんでした。ファンには本当に申し訳なかったですね」。疲労があった中でも自分なりに奮闘したが、結果は正直だった。

 それだけに今回初日の1着は心の底からうれしかったが、ファンあっての競輪、自力選手がいてこその追い込み選手を理解しきっている男は、どこまでも控えめに答えた。「確かに勝ったのは自分だけど、泉谷君が展開を逃さずにしっかりと駆けてくれたおかげ。本当にありがたいですよ」と、4カ月ぶりの勝利よりも後輩の頑張りをひたすらたたえた。

 

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