競輪

【別府競輪(モーニング)FⅡ】3日間のプランを持って走った火島裕輝は2着にも納得顔「踏み過ぎないように」

【記者コラム・森川和也の追走一杯】
 開幕1Rは、地区が違う先輩と連係した火島裕輝(ひじま・ゆうき、22歳)=愛媛・123期=がその先輩に差されて2着。それでもレース後は納得した表情を見せた。

 赤板で松岡晋乃介に並びかけて中団で並走。内詰まりを嫌った松岡の抵抗を受け打鐘で5番手に下げたが、前のピッチが緩んだHS前から一気にスパート。最終バック手前で先頭の大竹野裕樹を叩き切ると、混成ラインを組んだ近畿の布居寛幸には抜かれたが2着に粘り、予選の連続2連対を「11」に伸ばした。

 「最後は踏み直しが利かなかった。最近、3日目にかけて疲れがたまって、脚が重たくなっていく。最終日の連対率がすごく悪いですよね。だから途中で踏み過ぎないようにと思っていました」。押し切ることはできなかったが、シリーズを通してのレースプランを実行できたことには満足そうにしていた。▼2日目5Rは、前回高松の準決で連係した上田学と再タッグ。そのときは火島が捲れず4着だったが、上田は中に突っ込んで1着だった。「準決が壁になっているし、今回は2人で乗れるように頑張りたい」。5-3=124。

 ▼2R(屋良朝春)前検日に「今回は練習できたし、自力でやれる感じ」と話していた。願いがかなったここは素直に狙いたい。2-137-1367。

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準決5Rで同県のベテラン上田学と連係する火島裕輝
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