競輪

【別府競輪(モーニング)FⅡ】27歳も年上の先輩とワンツー決めた松岡晋乃介「脚の状態は上がってきている」

2日目1Rで先輩の冨岡健一を振り切った松岡晋乃介

 2日目は同県コンビのワンツーで開幕した。1Rの一般戦は単騎が3人いる2分戦。5番車ながらS取りに成功した松岡晋乃介(28)=岐阜・109期=が、別線の大竹野裕樹を出させることなく突っ張り先行。上がり11秒9という、なかなかのタイムで押し切った。

 終1半から2角で中バンクに登りながら逃走。「上に上がってしまってすみません」と、番手で2着に流れ込んだ冨岡健一(55)=岐阜・64期=に謝ったが、「加速しているところだし、あそこでは誰も内に入ってこないから大丈夫」と27歳も年上の大先輩は笑顔で応じ、2人でワンツーを喜んだ。

 松岡は2023年10月の和歌山戦で転倒。脳挫傷と硬膜下出血の重傷を負って、まだ本来の実力を発揮できない日々だが「成績よりも脚の状態は上がってきている」と、少しずつ良化の兆しは見えている。「昔のような徹底先行ではないけど、行けるところからちゃんと駆けて押し切れるように」と至近の課題を明確に話し、クールダウンへ向かった。

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