【武雄競輪(ミッドナイト)GⅢ】大塚英伸が「頑張る姿を見せたい」 デビューしたばかりの息子に手本を示す
【記者コラム・造田大の大勝負】
大塚英伸(46)=静岡・82期=が自らの走りで愛息に奮起を促す。2期ぶりにS級復帰の今期(1~6月)だが、今期の競走得点は93.73(前検時点)と低迷。「状態は良くない。練習はやっているけど、この年で良くなることはないし…」とトーンは上がらない。
それでも気持ちは切れていない。今月デビューした息子の城(127期)の存在が大きい。「(いわき平のルーキーシリーズに)行く前に『積極的に行け』と言った」と弟子でもある城にアドバイスを送った。結果は決勝3着と好成績を残したが、3日間を通してバック本数はゼロ。「話を聞いていないじゃんと(苦笑)。自力も何も出していない。力はあるのに何のために練習しているんだと」と辛口だった。
厳しいことを言うからには自身も結果で示さないと意味がない。「自分もやれる中で頑張る姿を見せたい。口だけなら聞かないでしょう」。初日7Rは菅原大也をマーク。脚質は違えど、師匠として父として競輪の手本を見せる。
▼7R(大塚英伸) 前の菅原は昨年3月の武雄GⅢで決勝入りとバンク相性は抜群。菅原の仕掛けに乗って連対。7=13-123。
▼4R(神田龍) 3場所続けて白星を挙げるなど徐々に上向き。木村皆斗の後位にハマれば連入十分。1=5-234。
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