【武雄競輪(ミッドナイト)GⅢ】又多風緑が3着スタートも不敵な笑み「試したいことを試せた」
【記者コラム・造田大の大勝負】
又多風緑(まただ・ふつか、23歳)=石川・122期=はオープニングレースで終HSから積極策に出たが3着。「田中(月菜)さんのところでいったん、休もうとして失速してしまった。そのまま行き切っていれば最後は捲られなかったかもしれない」。車番と同じ着に敗れはしたが、充実感を漂わせた。
続けて、「試したいことを試せたし、収穫があった。何を試した? それは秘密です」。SNSでは見せない不敵な笑みを浮かべてみせた。
前検日には、「今期はまだ1着が取れていない。(6月が期末で)そろそろ終わってしまう」と焦りを見せる場面も。最後の1着は昨年12月の川崎2日目。当時の勝利者インタビューでは涙を流すなど、勝利には強いこだわりを持っている。2日目2Rは秘策を駆使して、それ以来の白星を狙う。
▼2R(又多風緑) 1番人気が必至の石井寛子の歯切れが悪いのは、約1カ月ぶりと久々の実戦に加えて、「あまり良くない」と本調子でない一面も。又多が金星を挙げる可能性も十分。3-1-245。
▼1R(長澤彩) 初日2Rはもう少しで1着に届いていた。「3角で様子を見なければ、もう少し車が進んだかも」とタイミング一つ。2日目こそは好機でタテに踏んで白星。3-12-124。
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