【小倉競輪(ナイター)FⅡ】決まり手「差し」ランク1位の土屋仁は大好物を断って伸び復活
大好物を断ったことが快進撃を生んでいる。土屋仁(50)=茨城・84期=がマークしている直近4カ月の「差し15回」は、A級3班で現在トップ。50歳になったベテランが劇的な復活を遂げている。
「チャレンジ落ちが決まった昨年10月から街道練習をやり始めました。こりゃマズいと思って」。危機感、焦燥感からのトレーニングが数字に表れているが、それだけではなかった。「本当にむちゃくちゃ食っていたアイスクリームを食べないようにした。それが良かったんだと思います」。おなか回りが絞れ、S級でバリバリ戦っていた頃のアスリート体形に戻った。
「アイスクリーム? もう食べようと思いませんね」と過去の自分と決別すると、「今はチャレンジ用に仕上がっているだけで、来期2班に戻ると厳しい。だから7月までにもっと脚づくりをやっていきたい」と、さらなるパワーアップに燃えていた。