競輪

【熊本競輪(ミッドナイト)FⅡ】「幻を現実にしないと…」 後輩にリベンジ成功の田代匠 今度こそ1、2班戦初Vだ

【記者コラム・造田大の大勝負】
 田代匠(24)=福岡・121期・A2=が、2年後輩の125期生にリベンジを果たした。

 準決8Rは伊東佑晟(22)=三重=との2分戦。競走得点で大きく上回る相手(伊東90点、自身は85点)との対決だったが、前受けから突っ張り先行に出ると、持ち味の粘り腰を発揮して番手の中園和剛とワンツー(中園1着)。伊東が率いるラインを完封してみせた。

 前回対戦時の経験が生きた。「半年くらい前(1月大垣)に戦った。その時は今回と似た形で、最後は押し込まれてやられてしまったけど、ダッシュで合わせる自信があった。後ろが中園さんで信頼していたから駆けた」。伊東の踏み出しに合わせて自身も駆け出して、しっかりと合わせ切り雪辱を果たした。

 これで3月玉野以来の決勝入り。その玉野決勝は先頭でゴールしながらも、道中の斜行で失格。幻の優勝となってしまった。「今度こそ現実にしないと…」。V候補を倒した今回こそは正攻法で1、2班戦初Vを飾るに違いない。

 ▼9R(田代匠) 機動型の相手は竹澤浩司(44)と下沖功児(41)。いずれも経験豊富な手ごわいベテランだが、スピードでは田代が勝る。決勝も積極策から押し切る。7-2=134、7-1=36。

 ▼3R(阿部功) 愛知勢が境のハコで粘るようならば、タイミング次第ではカマシが決まるはず。5-37-1237。

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3月玉野決勝は先頭ゴールも失格に泣いた田代匠
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