競輪

【岸和田競輪・GⅠ高松宮記念杯】あっせん停止から復帰の地元選手が「シビアに根こそぎいく」と5本指でV宣言

 中釜章成(28)=大阪・113期・S2=は、2月、GⅠ全日本選抜の準決で先行したが、8着選手に5秒以上遅れてゴール。暴走と見なされて失格となり、5月末まであっせんが止まっていた。

 今月から復帰したが、「カネもないし、ひもじい思いをした。遊びにも行けず、練習しかしていなかった」。ひたすら脚力を磨き続けていたようだ。

 この大会は、西日本の予備の1番手だった。「日ごろの行いがいいし、絶対に繰り上がると思って準備していました」と軽口。念が通じて前検日3日前に欠場者が出て、出場が決まった。

 その流れに乗じて、報道陣にいきなり五本指を開いて見せた。続けて「5000万円!」とニヤリ。「バンクに落ちているカネは、シビアに根こそぎいく」と、優勝賞金ゲットの宣言だ。

 「復帰後は新車。2場所使って感覚が良くなっている。あとはレース勘ですかね」。2日目1R、3カ月以上も鍛え続けた脚を、地元ファンに披露するときだ。

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優勝賞金の5000万円を根こそぎ取りに来た中釜章成
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