競輪

【久留米競輪・GⅢ開設記念】原井博斗がホームバンクで決勝へ S級初Vもたらした野田源一とタッグ

 【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
 準決勝には、久留米勢が8人、九州勢となると12人が進んだ。二次予選9Rは久留米勢が2人まとめての勝ち上がりで、原井博斗(29)=115期・S2=が3着に入り、2着の坂本健太郎(44)=86期・S2=とともに駒を進めた。原井はホームバンクでは初の準決進出だ。

 3場所連続完全Vで昨年6月に特別昇級してS級に復帰した。それから1年が経過し、「これまでだったら準決には行けていない」と成長の手応えを感じている。

 カマシの3番手だったこの日も、終1角過ぎに渡邉雅也の飛び付きに遭って外に浮いて連結を外したが、落ち着いて4番手をキープ。内の五十嵐綾に踏み勝った後、渡邉を内から抜いて3着に入った。

 「うれしい。しっかりしのげた。まだGⅢの決勝はないし、準決もしっかり食い込みたい」と笑顔を見せた。

 準決12Rでは初日に続き野田源一をマーク。「最近ずっとお世話になっています」と連係実績は豊富だ。5月、武雄でのS級初Vも野田マークからだった。

 「3場所使った新車が駄目だった。武雄から戻してからいい」。SS郡司浩平ら強豪ひしめく戦いだが、混戦になりそうなだけにチャンスもある。

 ▼12R(原井博斗) チャンスを逃さない野田マークから追い込む。146BOX、17-167-167。

 ▼9R(藤井栄二) 初日は猛暑で体調がすぐれなかったが、2日目は克服して勝利。岸田マークから抜け出す。2-157-1578、2-8-7。

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準決12Rで野田源一をマークする原井博斗
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