【久留米競輪・GⅢ開設記念】太田海也が余裕の連勝　同期の岸田剛を捲りで撃沈

　太田海也（25）＝岡山・121期・S2＝の強さが光っている。二次予選11Rは成長著しい同期の岸田剛が相手だった。

　打鐘でカマしてきた岸田を「勢いが良かったので出した」と想定通りの3番手キープ。「自分の体が反応する位置から仕掛けた」と2角捲りを放つと岸田を一気に乗り越えた。

　香川雄介を離してしまい、終BSで南修二が番手にハマったが、抜かれる気配なし。余裕を持ってゴールした。

　初日は新車を使ったが、考えた末に前回まで使っていたフレームに戻した。「すごく感覚が良かった。安心感がある。すべてにおいて、初日の自転車よりいい」。GⅠ高松宮記念杯の決勝で、深谷知広も寺崎浩平も別線を全て突っ張り切ろうとした自転車だけに、信頼感が違う。

　「このまま変えずにいきます。疲れも抜けている」と視界良好。GⅢ初Vを無傷で飾る勢いだ。

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