【久留米競輪・GⅢ開設記念】北津留翼が3連勝 九州勢でただ一人決勝へ
北津留翼(40)=福岡・90期・S1=が準決も白星で3連勝を飾った。それも準決の相手は郡司浩平ら強敵ぞろいだっただけに価値がある。
準決12R、打鐘で8番手に置かれると、鐘3角でスパート。みるみる前団を乗り越えて、終HSでは5車身以上の差をつける猛ダッシュ。「スピードを乗せるところまでは良かった」と本人もある程度納得のカマシだった。
「バックからはタレタレ」と言うが、11秒4の上がりで持ちこたえた。迫る郡司にわずかに先着し、無傷を守った。
九州勢は12人が準決に進んだが、決勝には北津留の1人だけ。「九州を背負えるかは分からないけれど、最後も頑張ります」と汗を光らせた。3年前の覇者が、遠征勢をはね返して最後まで白星を並べ続ける。
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