競輪

【久留米競輪・GⅢ開設記念】同期同門連係でワンツー 「全部突っ張る」の気持ちに応え渡邉雅也が奮戦

 最終日8R、渡邉雅也(24)=静岡・117期・S1=が、同門同期で高校の同級生でもある長田龍拳をゴール前で差し切って勝利した。前回の四日市GⅢに続く2度目の同級生ワンツー。今回は3番手の関貴之まで続いてラインで確定板を独占した。

 渡邉は「龍拳は『全部突っ張る』と気合の作戦だった。なので後ろから来ても全部止めようと思っていた。龍拳が強くてラインで決められたし、終わりはすごく良かった」。伊藤颯馬ら別線をブロックしながら差し切って、「少し成長できた」と意義ある大会となった。

 今月はGⅡサマーナイトフェスティバルを控え、8月のオールスターでは選考委員から推薦されてのGⅠ初出場も決まっている。

 「昨年はGⅡ共同通信社杯で爪痕を残せなかった。今度はどれだけ(V戦線を)荒らせるか、面白くしたい」と意気込む。「別線に『じゃまだな』『面倒だな』と思われたい。見向きもされないようだと嫌なので」と、くせ者ぶりを発揮するつもりだ。

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最終日8R、長田龍拳(右)の先行を差して勝利した渡邉雅也(左)
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