競輪

【久留米競輪・GⅢ開設記念】立部楓真は郡司浩平や太田海也との対戦を振り返り「S1だったころより感じいい」

 最終日9Rは、立部楓真(26)=佐賀・115期・S2=が豪快に捲って白星で締めた。「いい感じのスピードが出た」と納得の脚だった。

 今年はA級での出直しだったが、3月に9連勝で特別昇級。GⅢの舞台でも、存在感を発揮した。

 「練習の感じはすごくいい」と前検日から好調を自負。98点の競走得点ながら、S級トップに立ち向かった。

 郡司浩平や太田海也と直接対決。準決勝では太田との2分戦の先頭を任されたが、惨敗だった。「5車の先頭だったのに、太田君の脚を削ることさえできなかった」と悔しさをあらわにした。

 大会を終えて、「2年前くらいのS級1班だったころより、今の方がもっといいかな。もっと上の点が取れそう」と自らの成長を感じている。それでも「脚もレースでのスキルも足りない」と、SSレベルとの差を実感した。

 「しっかり練習してきます」。S級1班への復帰を目指すことにとどまらず、九州を背負える自力型を目指す。

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4日間の大会を白星で締めた立部楓真
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