【久留米競輪・GⅢ開設記念】取鳥雄吾は記念初制覇はお預け 太田海也マークの絶好機を逃す
取鳥雄吾(30)=岡山・107期・S1=のGⅢ初Vはならなかった。同県の太田海也マークで、2車単の1番人気は取鳥からその後位とのワンツー、取鳥-松本貴治の5.9倍。絶好のチャンスだった。
太田の打鐘前カマシには口が開いた。「海也がすごかった。自分に力がなかった。置いていかれました」。それでも必死に追いかけて終1角で追い付いた。
優勝のチャンスを盛り返したが、「郡司さんさえ何とかすればと思った。前に出るつもりはなかった」。終3角から内をすくわれて押し上げられ、Vが遠のいた。だが表情は暗くはなかった。太田とのコンビを重ねていけば、悲願は達成されるはずだ。
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