競輪

【久留米競輪・GⅢ開設記念】取鳥雄吾は記念初制覇はお預け 太田海也マークの絶好機を逃す

 取鳥雄吾(30)=岡山・107期・S1=のGⅢ初Vはならなかった。同県の太田海也マークで、2車単の1番人気は取鳥からその後位とのワンツー、取鳥-松本貴治の5.9倍。絶好のチャンスだった。

 太田の打鐘前カマシには口が開いた。「海也がすごかった。自分に力がなかった。置いていかれました」。それでも必死に追いかけて終1角で追い付いた。

 優勝のチャンスを盛り返したが、「郡司さんさえ何とかすればと思った。前に出るつもりはなかった」。終3角から内をすくわれて押し上げられ、Vが遠のいた。だが表情は暗くはなかった。太田とのコンビを重ねていけば、悲願は達成されるはずだ。 

■南修二が10年ぶりの記念V それでも「内容がない。情けない」と笑顔なし
■激走の太田海也は2着 「レースは思い通り。最後は脚力不足」
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鐘3半で太田海也(8、桃)に離れながら追いかける取鳥雄吾(2、黒)
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