競輪

【九州王国再興へ】北津留逃げて11秒1! 【小倉】

2走目の1着で2予Aに進んだ北津留翼
2走目の1着で2予Aに進んだ北津留翼

 輪界屈指の豪脚がうなりを上げた。3日目3Rは、地元の北津留翼が2周を逃げ切って勝利。初日の8着を挽回し、2予A進出の2走合計16ポイントを勝ち取った。

【関連】平原ら上位9人がDMDへ出走 G1競輪祭 【小倉】

 徳島勢を連れての自力勝負。「正直、厳しいと思って走っていた」。深谷知広、山口拳矢らビッグレースV経験のある自力型が相手。赤板手前で前受けの深谷が後方を警戒しながら内を空けた。「もう前まで行くしかないと思った」。赤板で先頭に出ると、残り1周半からは勝負の豪快スパート。「小倉さんと久米君が何とかしてくれると思い、腹をくくった」。上がりタイムは11秒1。「1走目は自転車が全く出なかったし、調子は良くないと思っていた。それでも2走目のタイムなら調子はいいですよね」といつも通りの笑顔に困惑の表情が交じった。状態は「自分でも分かりません」。だがこの脚力なら、2予突破は期待大だ。

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena