【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】「やめるつもりは毛頭ない」先月末にクビを免れた竹田慎一は今期も元気いっぱい
強制引退が目前に迫った前期の最終盤。ベテラン竹田慎一(46)=富山・94期・A3=の一発が決まった。6月富山戦の最終日に会心の単騎ガマシを決めて1着。クビを免れた。「後続につかまって7着だったら危なかった。着を拾う作戦もあったけど、地元ラストランの気持ちで思い切って仕掛けました」。自力勝負を貫いてきた度胸のよさが土俵際で生きた。
とはいえ今期も70点割れ3期目の状態で、成績を上げていかないとプロ生活は今年いっぱいで終わってしまう。初日は予選3Rに登場。大敗を重ねられない状況にあるが「選手をやめるつもりは毛頭ない。単騎でやります」ときっぱり。デビュー18年目に突入した竹田のしぶとさから目が離せない。