【小倉(ミッドナイト)F2】日野未来 先をにらんで多彩な戦法

「セーフですね」。予選2の8Rで2着に入った日野未来が、両手を水平に広げるジェスチャーをしながら決勝入りを喜んだ。初日が4着でこの日は2着。合計14ポイントはセーフどころかA組で3位当選なので、順位的には悠々の決勝入りだった。
日野は主力どころに強敵が多い今回のあっせんに「こういうメンバーと戦えると、今後に生きてきますね」と充実感を漂わせる。
6月には新設のガールズのG1「パールカップ」(岸和田)に出場。今後のガールズ特別戦もにらんで意欲的だからか、決勝の戦法コメントは「何でもする」。初日はカマシ逃げ、2日目は飛び付き策と、ここまでも多彩な戦法を披露。最後はどんな攻めで強敵の好枠勢に立ち向かうのか、注目だ。
▼9R 日野が予選と違う戦法で勝つとすればマーク差し。久米か尾方をぴたりマークして、両者の両立を阻む。3=12-4567。