【福井競輪・GⅡ共同通信社杯】寺崎浩平は「遠回りの気がしていたが思ったより早くタイトルを取れた」
8月の函館オールスターでタイトルホルダーとなった地元の寺崎浩平(31)=福井・117期・S1=が、地元でのビッグに気合を込めた。
決勝は同県の先輩の脇本雄太をマーク。「与えられたチャンスをものにできた。自分のやってきたことが認められてあの位置を回らせてもらった」と自らを評価した。
昨年後半からビッグレース決勝常連になった。そこでは近畿勢の先頭でたびたび先行。先行すると、なかなか優勝できないのも競輪の世界だ。
そのことに触れて、「遠回りのような気がしていたが、思ったより早くタイトルが取れた。やってきたことが間違いではなかった」と、デビュー5年半でのGⅠ制覇への道を振り返った。
「地元だから気持ちは入るけど、今までのGⅠ、GⅡと同じ気持ちで」と高ぶり過ぎないように自制。「タイトルホルダーとして気を引き締めながら、ファンの期待に応えられるように頑張る」と、トップクラスの仲間入りをした自覚も芽生えていた。
■福井競輪 出走表(予想)掲載一覧
■福井競輪 ニュース一覧
