【熊本競輪・FⅠ松本秀人杯】13年ぶりにSワンから陥落の渡部哲男「何とか踏ん張っている」
ベテランの追い込みファイター渡部哲男(45)=愛媛・84期・S2=が「何とか踏ん張っている」。今期は13年ぶりにSワンから陥落。「1着を取っても点数が下がる」という予選回りを強いられているが、それでも今期106.87点とギリギリのところで耐えている。
今期既に7勝をマークしていて、GⅡウィナーズカップの出場権獲得(ボーダーラインはだいたい7~12月の半年間で13勝)のペースをやや上回るが「最近は流れも悪くなっているし、無理でしょう」と興味がなさそうに答えて控え室に入った。だが、ほどなくして『静かに燃える愛媛の猛者』の文字と、自身の姿がプリントされたTシャツを着て再登場。笑顔で写真撮影に応じていた。