【武雄競輪・FⅠ佐々木昭彦杯】山田英明が当地連続Vを懸けて自力駆け! 怖いのは脚力上位の阿部力也
武雄競輪の3日制FⅠ(昼間開催)は3日、S級準決3番をメインに2日目を展開した。
10Rは中川誠一郎が番手抜け出しで勝利。前受けから突っ張り先行した青柳靖起をマークし、ゴール前でジワッと追い込んだ。
11Rは阿部力也が3番手捲り追い込みで快勝。カマした島川将貴-久米良の3番手に切り替えると、終3角過ぎから一気に踏んで突き抜けた。
12Rは志智俊夫が混戦を制して1着。昼田達哉の後位に坂田康季-山田英明がはまる展開。志智はバック5番手だったが、任せた小堺浩二が外に踏むと、空けた山田の内を鋭く抜け出した。
4日の最終日は二つの決勝戦に注目で、A級の11R決勝は森本桂太郎がルーキーの長野魅切に任せてV最短。
ハイライトのS級12R決勝は地元の山田を本命に推す。仕上がりは良くないが地元戦だけに気合十分。1番車を生かした立ち回りから自力を繰り出して、先月当地FⅠ以来となるVをつかみ取る。別線で怖いのは脚力上位の阿部。志智と混成ラインを組んで、山田の前に立ちはだかる。