競輪

【小倉競輪(ナイター)FⅠ】「今回は九州勢が少ないですね」初日特選で単騎戦の林大悟がぽつり

【記者コラム・森川和也の追走一杯】
 初日S級特選は機動型が5人。そのうちの一人が110点まで成績を上げた地元の林大悟(30)=福岡・109期・S1=で、今回も大いに活躍が期待されるところ。

 ところが検車場での表情がいつになくさえない。「今回はS級の九州勢が少ないですね。片手で足りるほどしかいないし…」。数えてみると合計7人で片手以上の人数はいた。

 小倉で9月末に開催されたFⅠ戦は九州勢が6人(プラス補充1人)だったことを考えると今開催が特段、九州勢が少ないわけではない。だが100点超えは林と坂田康季の2人だけで地区の戦力不足は否めず、A級を含めて地元でまだ一度も優勝をしたことがない林にすれば、こんなに心細いことはない。

 それでも地元、九州の代表として意地がある。「前回は腰痛が出て欠場したけど、しっかりと治してきました。前回のGⅡ(9月福井、共同杯)では後ろを回ったり、前で走ったりといいレースができたと思うので今回も頑張りたい」と奮闘を誓っていた。▼特選12Rは「あまり成績が良くない」単騎戦だが、前期に比べて点数を5点も上げた現在なら克服可能なはず。一撃が決まれば2-345-1345。

 ▼7R(河合佑弥)前回は京王閣GⅢで(2、8、2、1着)と2連対絡みが3本。「慣れない番手戦もあったけど地元記念はいい感じで走れた」。充実ぶりは点数上位の田中大我を上回っている。4=2-137。

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初日S級12R特選に単騎戦で挑む地元の林大悟
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