【別府競輪（ナイター）GⅢ】石井寛子が約2カ月ぶりの復帰戦で勝利「自分でもビックリ」

　石井寛子（39）＝東京・104期・L1＝が復帰戦を勝利で飾った。8月21日の取手で落車して約2カ月ぶりの実戦だった初日2R、打鐘カマシ先行の太田美穂を好追して、ゴール前できっちり差し切った。

　「1着は自分でもビックリ。最後は長年の経験で差せた」。6月のパールカップでも落車しており、左右両方の肩鎖関節が断裂と満身創痍（そうい）の状態。それでも豊富なキャリアを生かした巧みなレース運びで人気に応えた。

　2日目は1R6番車で登場。「1着は忘れて、考え直したい」。昨年のGP女王は久しぶりの白星に喜ぶ暇もなく、視線を翌日に向けた。

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