【前橋競輪・GⅠ寬仁親王牌】神奈川35歳がバック14本の〝若手先行型〟に逆戻り「行くべき所で行ったら、こんなことに」

【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
　堀内俊介（35）＝神奈川・107期・S2＝が堂々と前橋入りした。「久々のGⅠなので頑張りたいです」。昨年のこの大会以来、1年ぶりの大舞台を楽しみにしてきた表情だ。

　バック数は14本。「行くべき所で行けている感じ。出し惜しみしないようにしていたら、こんなことになっていた」と表情が明るい。

　「S級に上がったばかりの8年前あたりはこれくらいあったかも。でも、その頃以来です」と若手先行タイプへ逆戻り。「最近は街道練習を増やした。落車も年初に1回したけど、それからない」。練習した分だけ調子は上がっている。

　初日は5Rで出走。「守澤さんに任せてもらえるかな…」と不安がっていたが、守澤太志は当然のように番手を申し出た。見た目も若い2人が若々しい走りを披露する。

　▼5R（守澤太志）　3年前は優勝かと思われる激走で準V。堀内との連係で今年も順調に勝ち上がる。3－126－1256、3－9－6。

　▼11R（山口拳矢）　「セッティングに正解が出た」と頼もしい。先行力がある村田祐樹をマークできるのも大きい。147BOX、13－139－139。

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