競輪

【前橋競輪・GⅠ寬仁親王牌】松浦悠士は新山響平マークを「考えなかった。もう少し年をとったら」

 松浦悠士が(34)=広島・98期・SS=が、7月のSS復帰後、初のGⅠを走る。だが、7月のサマーナイトFで落車した傷はまだ完全には癒えていない。

 「肋骨骨折なので、上半身の動きが硬いところがある。くしゃみしても痛いし、時間がかかりそう」と、万全ではない。だが復帰戦の京王閣記念を走ってみて、「けがをする前より良かったところもある」とある程度の状態には戻せているようだ。「落車に対する恐怖心もなかった」と気持ちも戻ってきている。

 新田祐大の欠場により、初日メインの理事長杯に繰り上がった。「びっくりしました」と言うが、5着で準決切符が入る状況になった。その12Rでは単騎で戦う。

 新山響平も単騎戦。新山マークは考えはなかったのかと問われると、「まったく考えなかった。もうちょっと年をとったらあるかも」。さらには「とにかく今はやりたいレースがある。それをやらないと、戻るものも戻らない」と続けた。

 来年もSSを続けるには、ここか競輪祭で優勝するしかない状況。ここで調子を戻して、照準は11月の小倉ドームかもしれない。

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初日12Rの理事長杯に繰り上がった松浦悠士

 

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