競輪

【前橋競輪・GⅠ寬仁親王牌】連日番手回りの根田空史が準決進出 平原康多フレームは「抜群です」

【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
 2日目7R、根田空史(37)=千葉・94期・S1=が2着に入り、準決へ勝ち上がった。残り1周で塩島嵩一朗の番手からタテに踏んだ。

 最後は真後ろの嘉永泰斗に差されたが、2着で準決進出。「塩島君の頑張りのおかげ。かぶる前に早めに踏んだ」と番手捲りならぬ、逃げの決まり手がついたスパートを振り返った。

 福井GⅡから使い始めたフレームが、しっくりきている。「平原康多さんから譲ってもらったフレーム。抜群です。これに乗ってからずいぶん点数が上がった。今回はさらにマッチしている」と体にだんだんなじんでいる。福井の前は105点台。現在は108点台だが、この開催後はさらにジャンプアップするはずだ。

 南関屈指の先行選手だが、「後輩が育ってきたので、年齢的にも番手回りが増えた」と連日のマーク戦。「離れてはいけないのでドキドキですよ」とおどけた。「自力の方が気が楽」とも話したが、準決は松井宏佑の後位。初のビッグ決勝の可能性は十分ありそうだ。

 ▼12R(根田空史) 神奈川勢の間に入り3車の番手。GⅠ初決勝へタテに踏む。167BOX、4=6-13。
 ▼11R(雨谷一樹) 菊池の番手から抜け出して地元の恩田淳平と決める。45-45-67、45-67-45、45-45-8。

■前橋競輪 出走表(予想)掲載一覧
■前橋競輪 ニュース一覧

準決12R、松井宏佑の番手から初のGⅠ決勝を目指す根田空史

 

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena