【別府競輪(モーニング)FⅡ】「課題はSです」伊藤涼介が苦手を克服してライン独占だ
最終7Rは〝思い切った〟メンバーが組まれた。79点でシリーズリーダーの伊藤涼介(24)=広島・127期・A3=には地元の大竹慎吾と、重一徳の還暦コンビがマークする。
「課題はSです」と伊藤は恥ずかしそうに話す。「今までは、後ろの選手にSを取ってもらうことが多かった」が、大竹と重の大ベテランにお願いはさすがにできない。「ラインで決まるレースをやりたい」という目標があるからには、1番車を生かして気合で前受けを成功させ、突っ張るしかない。
「ここは(8月に)優勝しているし、いいイメージがあります」。ライン3車で確定板を独占し、当地連続Vへ好発進を切るか注目だ。