【前橋競輪・GⅠ寬仁親王牌】犬伏湧也がタイトル奪取宣言「何回も何回もチャンスがあるわけではない」
準決11R、犬伏湧也(30)=徳島・119期・SS=が、逃げて後位の清水裕友とワンツー。5度目のGⅠ決勝を走る。
前橋は初登場。「癖のあるバンクだけど、思ったより走れている」と問題はなさそうだ。さらには「脇本さんが欠場したので、清水さんとSS2人でワンツーできて良かった」。今年4月にSS昇格。競輪界を代表している自覚が芽生えてきた。
それだけに「タイトルを狙いたい。何回も何回もチャンスがあるわけではない」と、GⅠウイナーの称号を欲している。
師匠の小倉竜二は番手に固執せず犬伏-松本貴治の後位を固めるが、「前の2人のどちらかにチャンピオンになってほしい」と発言した。もちろん小倉自身も勝ちたいはずだが、犬伏に〝自分のタイトルのために走れ〟と背中を押したとも受け取れる。
舞台は整った。四国に、2006年1月の競輪祭での小倉以来となる新チャンピオンが誕生する。
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