【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】「毎月、毎月を必死に頑張っている」川口満宏は60歳でS級在籍に燃える

【記者コラム・森川和也の追走一杯】
「2回連続はさすがにきつかったね」。川口満宏(58)=東京・58期・A1=は前期S級の6月熊本で落車。右肋骨を骨折すると、復帰戦の7月平塚でも落車。再び同じ場所を痛めた。「それまで2年くらい落車をしてなかった。だから連続でケガをして、めげそうになりましたよ」
それでも60歳でS級在籍という大目標があるだけに、クヨクヨしていられない。この日は1月からのS級2班が発表されたが、「1年後の自分がどうなっているかなんて分からないし、今は毎月、毎月を必死に頑張っていますよ」とできる範囲での努力を継続している。
「やっと展開が向けばモノにできるまでは戻ったかな」と復調の兆しが出てきて、ホッとした表情を見せていた。▼特選7Rは主導権取りが有力な阿部架惟都の番手でチャンス。4=1-26。
▼1R(隅貴史)目標にする小川祐司が「前回よりも断然いいと思います」と笑顔。元々の強さを考えればゴール前まで持ちそうで、隅の差し切りも十分にありそうだ。3-5-124。