競輪

【佐世保(ナイター)F1】成績急降下の伏見俊昭が「ここからはい上がる」

伏見俊昭がこれから状態を上げていく

<記者コラム・森川和也の追走一杯>
 グランプリ2Vの強豪・伏見俊昭が、宮杯の裏ステージで復活の足がかりをつかむ。102.25点という悲惨な成績に陥ったのは、昨年の宮杯初日に負った大ケガが最大の原因。左鎖骨・肋骨の骨折、肺挫傷だけでもひどいが、大きくえぐれた左指の完治に相当な時間を費やした。

 だが現在は「ようやく体全体が動くようになったし、あとは自分がしっかりと走るだけ」と言えるまでに心も体も回復。得意としている夏に向けて、「パフォーマンスをどんどん上げて、ここからはい上がりますよ」と意気込みを語る。本線で挑む初日の12R特選は、点数を戻すための必須条件に挙げた「ポカを減らすこと」を守る大事な一戦。林の3番手に食らい付き、最低でも確定板。番手の内藤が前をかばうようだと、一気に突き抜けてみせるか。

▼2R(佐藤啓斗)「レースで好きなように走っている」のが奏功してか、近4場所の予選で3度の連絡みは大したもの。実績上位の愛媛勢が相手でも大胆不敵に駆けて5=3―4、3―4―5。
▼11R(木村佑来)近5場所だけでバック12本を奪取。S級のペースをつかんだ現在なら、たとえ橋本の反撃を食らってもしぶとく粘れる。2―5=4、2―4―37。

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