競輪

【岸和田・G1高松宮記念杯】伊藤颯馬が出げいこで立て直し 打倒脇本へ

再び脇本封じに燃える伊藤颯馬

 <記者コラム・野口雅洋の1000円勝負>
 伊藤颯馬は武雄、玉野とF1で決勝を逃した。それでも「成績は悪かったけど、状態はそんなに悪くなかった」と内容的には悲観していない。「沖縄は梅雨で雨が多そうだったので、武雄などに出げいこしてきました。山田庸平さんや松岡辰泰さんら、G1組としっかりやってきた」。九州も梅雨入りしているが、今回出場する強い選手と一緒にバンク練習ができたことで収穫があったようだ。

 昨年11月の競輪祭初日、脇本雄太の打鐘カマシを3番手でブロック。さらに捲ってくる脇本に最後まで抵抗して、伊藤2着、脇本3着と〝日本一の男〟に先着した。3連単は58万円。相手が強くなればなるほど燃えるタイプだ。「荒井さんと園田さんが付いてくれるので、頑張るしかないです」。2人の大御所の前なら、ますます力を発揮しそう。再度の脇本封じに期待したい。

 ▼5R(荒井崇博) 伊藤とともに脇本を止めて、最後は抜け出す。2―179―1379、2―1―5。
 ▼10R(細田愛未) 昨年は21勝4Vだったが、今年は既に19勝3V。調子というより底力がアップした印象で、この混戦番組なら一発の魅力十分。5―2=全。

昨年の20勝に迫る19勝をすでに挙げている細田愛未

 

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