【小倉競輪(ナイター)FⅠ】「そんな気はしていました」松本秀之介が15場所ぶりの初日1着に苦笑い
S級予選7Rは、本線に推されていた松本秀之介(25)=熊本・117期・S1=が、幸田望夢-岡田征陽の捲りに乗って直線強襲した。
結果的には3番手からの追い込み勝負。先輩の上田尭弥を背負ったレースにしては、こぢんまりしていた。「自分のミス。緩んだところで行く準備ができていなかった」と、4着で勝ち上がりを逃した上田に対して申し訳なさそうにしたが、「今回(S級優勝がある)相性のいい小倉を追加で走って、ここから調子を戻していこうと思っていたので1着で良かった。悪かった頃に比べると少しずつ良くなっている」とにっこり。
その後、レースの振り返りを終えたところで、「初日の1着はいつ以来ですか」と報道陣に逆質問。5月全プロ記念(1、7着)の初日以来で15場所ぶりと教えてもらうと、しばし絶句したのち「やっぱり…。でも、そんな気はしていました」と苦笑いしながら、額の汗をぬぐっていた。