【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】世界選手権のメダリストに報奨金 佐藤水菜は900万円
競輪祭初日の19日、11R終了後に10月の自転車競技トラック世界選手権(チリ・サンティアゴ)でメダルを獲得した佐藤水菜(26)=神奈川・114期=と、窪木一茂(36)=福島・119期・S2=が出席して「メダル獲得報告会および報奨金授与式」が行われた。報奨金の内訳と両選手のコメントは以下の通り。
▼報奨金 佐藤=900万円(女子ケイリン金500万円、スプリント銀400万円)、窪木=400万円(男子オムニアム銀)
<以下両選手のコメント>
◆佐藤水菜
「世界トップの選手と勝負できたことは大きな経験になりました。課題も明確になり、次に向けた手応えを感じる一方で、さらに力をつけなければならないという危機感も持っています。
ケイリンでは自分の力を信じて楽しみながら走ることができ、その結果として再びアルカンシェルを獲得できたことをうれしく思います。昨年よりも落ち着いてレースを楽しめるようになり、精神的にも成長を感じました。
たくさんの声援が本当に力になりました。引き続き応援よろしくお願いします」
◆窪木一茂
「2年連続でアルカンシェルを目指しましたが、あと一歩届かず、悔しさの残る結果となりました。
序盤は良い流れでレースを進められましたが、エリミネーションでは自分の課題が浮き彫りになりました。それでも、体調面に不安を抱える中、最後まで自分を信じ、チームとともに戦い抜いて銀メダルをつかめたことは大きな収穫です。
今回、オムニアムで初めて表彰台に立てたことは、自分の成長を実感できる大きな一歩でした。この経験を力に変え、次こそは世界の頂点、アルカンシェルをつかみにいきます。
そして競輪の舞台でも、特別競輪に選ばれるような存在になれるよう、日々の努力を惜しまず、さらに高みを目指していきます。
これからも、自分らしい走りで夢を追い続けます。ファンの皆さまの応援が、いつも力になっています。今後ともよろしくお願いいたします」
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