【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】北日本マーク陣の援護で新山響平が準決勝進出
新山響平(32)=青森・107期・SS=が、北日本マーク陣の思いを胸に準決を走る。4日目二次予選Bの8Rで1着。だが調子はいまひとつで、「強力なライン(の後押し)がなければ勝ち上がれなかった」と振り返った。
2人しか準決に進めない戦いに成田和也と守澤太志が付き、ラインは3車。新山は突っ張り先行を狙ったが、石原颯のカマシに遭い、残り1周で叩かれた。それでも、石原マークの柏野智典が離れたとあって、石原の番手を奪取。終BSで番手捲りを放ち、成田も続いてのワンツーだった。
終3半からは、内から外から次々に別線が襲いかかっていた。守澤と成田が左右に応戦。成田は「自分と守澤とで、新山を(準決に)上げなくちゃという気持ちだった」と語った。ラインのために駆ける新山、それを援護する成田と守澤。競輪らしい攻防戦だった。
北日本唯一のSSを4度目のGPへ。「あまり仕上がりは良くない」と口にするが、東北勢の思いは十分に感じている。現在賞金ランク11位。逆転出場へ、ファイナルの舞台は必須だ。
◆競輪2025賞金ランキング上位30(男子)11月22日現在
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