【佐世保競輪・GⅢ開設記念】二十歳の山崎歩夢は来年の地元グランプリを思い描く

　スター候補の山崎歩夢（20）＝福島・125期・S2＝が、開幕カードの1番車に抜てきされた。

　グレードレースでの〝期待枠〟は「初めてです。朝練しているので大丈夫」と頼もしい。

　今年は1月から18連勝でS級に駆け上がり、9月には小倉でS級初V。だが、「そこからが良くないですね。内容的には自分なりにできているが、落車の影響がまだあると思う」と、9月の青森記念での落車から完全には立ち直っていない。

　「9車の経験は少ないけど、先頭を走れば同じなので」と特に深くは考えていないようだ。「来年は地元でグランプリがある。もちろんグランプリにはまだ早いけど、ヤンググランプリには必ず出るよう頑張りたい」。早くも北日本初のグランプリシリーズを思い描いていた。

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