【佐世保競輪・GⅢ開設記念】犬伏湧也は松本貴治の競輪祭決勝を「お手本に」
犬伏湧也(30)=徳島・119期・SS=が、再起への第一歩を踏み出す。
北井佑季に代わって4月にS級S班へと昇班。まだS1だった3月のウィナーズカップからすでに、「SSなので、グランプリ出場を目指します」と意気込んでいた。
10月のGⅠ寛仁親王牌決勝では、グランプリへの強い思いが悪い方向に出て仕掛けが遅れ、不発。その反省も踏まえて、先月のGⅠ競輪祭準決勝では積極的に駆ける自分のスタイルで疾走した。
結果は4着。決勝には進めなかった。「グランプリが目標だったので悔しかったけど、力不足。(松本)貴治さんがラインから勝ち上がったのは良かった」と力を出し切った充実感を漂わせた。
さらには「貴治さんは決勝で先行。あの走りはすごかった。年も近いし、お手本にしていろんなことを参考にしたい」。来年は四国から2人、グランプリに進む予感がする。
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