【小倉競輪(ナイター)F1】強行軍も何するものぞ

6月13~15日の佐世保の開催で取材した選手のうちの何人かが、この小倉に転戦している。小倉の前検日が18日だから中2日。ただ佐世保もナイターだったので、休めたのは実質1日か1日半ぐらいのものだろう。こちらもほぼ同じ勤務日程だが、生活リズムが整わなくて眠くてたまらない。肉体を酷使する競輪選手にとっては、サラリーマンとは比較にならない相当な強行軍に違いない。
しかしそんな日程の選手たちも、バンクの姿に疲労を感じさせないのはさすがプロ。そのうちの一人がA級の島村匠で、予選2Rは先行策で押し切り勝ちという力強い内容。「調子がいいです」と胸を張れば、番手絶好ながら2着にとどまった竹元健竜は「前が強すぎて、ただただ抜けなかった」と脱帽。
この2人、準決で再び連係する。予選のゴール後は2人の相当な喜びようが中継カメラに映っていたが、準決突破にも成功ならどれほどの歓喜を見せてくれるのか。久留米の若武者2人の奮闘に注目。
▼4R 畝木を後方に置き、島村は中団先捲りの形に持ち込めれば1、2着の可能性。2=157-1457。
▼9R S級の宇根も同じく佐世保からの転戦。予選は6番車で3着の健闘ぶり。準決には進めなかったが、車券には再び貢献へ。24-246-46、1-2=4。