【久留米競輪(ナイター)FⅠ】両親から「画面に映らない」と言われた上田尭弥が奮起のVへ

【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
上田尭弥(28)=熊本・113期・S1=は、準決11Rで先行。阪本和也とのコンビで小林泰正のカマシを止めて、仲良く九州で1着同着となった。
報道陣の前に来ると、「きつくて具合が悪いっす」と話したが、表情は穏やか。「2、3着と思った。1着とは思いませんでした」と喜んだ。
「昨年はいろいろあったんですよ。祖母が亡くなって、年末には愛犬も亡くなった」とつらいことが続いた。「両親が寂しがっているんです」と続けた。
さらには自分にも火の粉が舞ってきた。「自分の競輪中継を見ていても、尭弥は画面に映らないと言うんです。後方に沈んでしまうので。せめて画面の中には入っていたくて、練習量を増やしています」と笑った。
その成果が決勝進出。並びは「瓜生さんのアドバイスなどもあって、今回は一丸さんの後ろで甘えさせてもらいます」。画面に映らないどころか、決勝で真っ先にゴールに飛び込む画像を両親に見せられるチャンスだ。
▼12R(上田尭弥) 一丸後位から捲りを放って、地元勢を粉砕する。4―253―2537、4―2―1。
▼10R(北津留千羽) 「長く乗る練習で脚をつけてきました」と自信が出てきた。2度目の決勝確定板へ。1―7=全。
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